16日、京都新聞に掲載されました。
京都新聞のサイトより
この子がいて幸せ ダウン症児の母ら京で写真展
- 「一心が生まれてきてくれて、本当に良かった」と話す武田さん。「写真展から子育ての幸せを感じてほしい」と願う(京都市中京区・シンフォニア御池)
ダウン症のわが子のベストショットを集めた写真展が、京都市中京区東洞院通二条下ルの医療複合施設「シンフォニア御池」で開かれている。絵の具だらけの顔、満面の笑みなど、カメラを構える母の温かいまなざしが伝わる21枚を並べた。母親たちは「個性を持った子たち。障害のある子を授かった親に『この子がいて幸せ』というメッセージを伝えたい」と話している。
府内のダウン症の子を持つ母親らで作る「トコトコの会京都」が企画した。メンバーはインターネットを通じて知り合った19人。写真展や写真集の発行を通じて子育ての楽しさを発信している。
写真の下には「ママのところにきてくれてありがとう」「障害を知らされたとき、こんなふうに笑って過ごせる日がくるなんて思わなかった」とメッセージを添えた。
出展者の一人、武田みどりさん(35)=上京区=の次男一心君(5カ月)は、生後まもなくダウン症と診断された。「あまり泣かず、ぐずらないので兄弟にもかわいがられ、家庭に笑顔が絶えません」と語る。
27日まで。2月にジャスコ久御山店(久御山町)やひと・まち交流館京都(下京区)で開く写真展の出展者も募集している。1月10日締め切り。問い合わせはメール(tokotokokyoto@yahoo.co.jp)で。
【2010年12月16日 10時25分】